ドーバーでコプリー橋の損傷
イルベント橋台と橋脚の可とう性が大きすぎたこと, 右岸側を除いて砂質地盤が液状化し下部構造支持地盤 が流動したこと,などが原因として指摘されている.. このような経験を踏まえて,昭和46年に規定された 「道路橋耐震設計指針」では,地震時の地盤の変状など. VoL32 No.6(1993) 408橋梁の破壊事例と破壊に対する安全性の確保 写真1 昭和大橋の落橋21.
道路橋の被害は,州 道等の設計・施工や維持管理を行 つてい・るカリフォルニア州交通局(California Depert・ ment of Transportation,以 下,CALTRANSと 記す) によれば,被 災地域内に約150o橋 の州管理の橋と,ほ ぼ同数の郡および市管理の橋があり,このうち3橋 が落 橋し,9橋 が大きな損傷,13橋 が中程度の損傷,65橋 が軽微な損傷を受けたとされている。 地震直後は,落 橋 および大きな損傷を受けた橋の12橋 は交通止めとなつ たが,復 旧は次のように墜め麺れている。 なお,サ ンフ ランシスコ湾岸地域の道路を図一1に示す。 1) 地震発生後5時 間以内に復旧 サンマテオとヘ イワードを結ぶ州道92号 線にあるサンマテオ橋。
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