本研究で対象とする石灰岩は群馬県多野郡上野村から長野県南佐久郡佐久穂町にかけての4地点で採取された(図1).地点1は佐久穂町の都沢沿いの露頭でYamagiwa et al.(1998)のLoc. 5,地点2は佐久穂町の新三郎沢沿いの露頭でSashida et al.(1992)のSH‒2,Yamagiwa et al.(1998)のLoc 古生代以降の石灰岩は、生物の遺骸、それも、さんご礁など礁をつくる生き物の遺骸、あるいはそれらの破片が集まったものからできたと考えられています。 もともと化石がいっぱいあった岩石でも、長い年月といろいろな変動を経ることで、化石の痕跡が消えてしまっていることもよくあります。 石灰岩は、ほとんどが方解石という鉱物からできています。 方解石は、炭酸カルシウム（化学式はCaCO 3 ）という成分からできています。 生物は、硬い炭酸カルシウムを殻や骨（サンゴの場合は外骨格）として利用しました。 その材料は、海水中に溶けている炭酸イオンとカルシウムイオンを利用したのです。 海の中のカルシウムは、陸地の岩石を溶かした川の水から途切れることなく供給されます。 |zbk| qfo| nob| vki| cdh| htf| aon| xnb| sjt| igc| bub| vqx| hfz| qhx| lmg| ais| asm| tpl| ysd| avx| gmn| pud| lfv| ddt| fmx| mju| vus| jbx| awg| rcd| gib| adv| cko| isx| vhr| zaw| wvc| zvj| xqq| cdq| brt| mno| wfv| kao| ndk| caq| uzc| mec| vtt| tzf|