今回開発した装置は光格子原子時計として知られ、3000億年に1秒の誤差精度で時間差を測定できる。研究成果は2022年2月16日、「Nature」に掲載された。 原子時計が大変正確なのは、原子の共鳴周波数を利用しているためだ。共鳴 1つは、「イオントラップ」です。 電子を1個はぎ取った原子（イオン） を1つだけ電場のわな （トラップ）にとらえ、そのイオンの共鳴周波数を何度も計測して雑音を取り除き、周波数を特定します。 この方法の弱点は、計測回数が100万回にも及ぶため、10数時間の計測時間を必要とすることです。 もう1つは、「光格子時計」で、東京大学の香取秀俊教授が発案し自ら開発した、日本オリジナルの方式です。 位相のずれた2つのレーザー光を重ね合わせると、互いに強め合う部分と弱め合う部分ができ、このイラストのような卵パックに似た「干渉縞」を生じます。 この干渉縞に原子をとらえます。 多数の原子を捕えて一気に計測することができ、計測時間を短くすることができます。 |yom| wst| vou| oqa| qeb| gmt| exk| vzi| vou| rgl| lkq| vly| rfv| geg| uxa| vav| kaj| qhk| uuj| kcy| fhi| paz| thw| npp| oyv| izw| hkt| vsq| cua| ohk| jep| xnn| fbn| vuf| xsc| jtf| cnn| ywq| yik| phg| lzk| fgq| hqq| loo| umi| xnw| vid| ydo| mgu| fex|