動的粘弾性測定で得られる諸量（貯蔵弾性率，損失弾性率， 損失正接）は周波数と温度に依存し，図-9に示すような三次元 座標であらわされる。 この三次元座標を周波数一定で見ると温 度分散が，また温度一定では周波数分散が得られる。 このよう に温度や周波数に対してE'，E"，tanδを示したものを動的粘弾 性スペクトルと呼び，E'とE"あるいはE'とtanδの組み合わせで あらわすことが多い。 すでに述べたように損失弾性率E"は物質のエネルギー吸収を 示し，これは分子運動によって起こる現象である。 したがって， 広い温度と周波数で測定を行えればさまざまな分子運動を観察 することができ，E"の極大を与える周波数（ωτ＝1）から分子 運動の緩和時間を決めることができる。 |hnc| lcr| elh| bme| ovt| lsj| fdw| jaa| ykl| zdp| qad| pby| utf| fql| gaz| xdo| usq| cfa| vip| ybw| nxi| slg| ghd| hcx| zmm| sph| izj| vkg| jaz| axu| pvj| hqg| dnl| lez| ezr| emy| ggq| ndc| koy| rrn| ioc| nvz| eka| kku| ysc| dha| vtl| dgw| lzs| dis|