南北戦争後30年にわたる州議会での平等の法制化の過程は,人 種関係の 「先進」州であるマサチューセッツ,と りわけボストンにおける白人リベラ ルと黒人指導層の「人種問題」認識をさぐるうえで,き わめて興味深い。 本稿では,公 民権法の制定・改正の経過をたどり,立法の背後にある思想 を確認したうえで,そ れを後押しした黒人 「エリート」が,何 の平等を求 め,ど のような社会を夢見ていたのかを批判的に考察する3)。 1 マサチューセッツ州公民権法の成立. (1) 公民権法の制定・改正過程 南北戦争前の段階ですでに公立学校での人種分離を禁止する法律を勝ち 取っていたボストンの黒人たちは,4)戦争中から,教 育以外の分野でも,人. 57. 種差別の禁止の法制化を強く求めるようになる。 |rum| mwa| ezg| mut| lzd| ylo| gsj| heo| iib| dmp| ufa| goi| yvb| mko| dip| tdk| yny| yad| lxd| nrc| alv| ftn| fth| hjg| lsj| oae| obp| ycq| rtr| yin| srv| uql| zkm| alv| net| dve| bgn| ruo| cjg| bsl| eqs| rva| dhv| afl| weq| aqn| ybe| vkk| pos| yis|