たい。以下では、このような読者を対象 としていることを念頭に置き、その視点 でコメントしたい。「聖書学への船出」と題されている序 章では、歴史批判的な方法論に立つ著者 の立場から、聖書学――「とくに新約の 福音書研究」（13 近代におけるカトリック教会の多面性. 石井祥裕. 「シリーズ・世界の説教」第三巻をなす本書は、十六世紀から現代までの二十九人の説教作品を収録している。 近代思想の華々しい自己主張のかげで近代カトリックの思想自体あまり知られていないなか、本書は各時代にあって重要な足跡を残した人々に光を当てている。 本書によって初めて名前を知る人物も多いだろう。 そのような場合のために、各作品冒頭にある簡潔な人物略伝はまず貴重な情報源である。 それぞれの人について、本シリーズのテーマである「説教」という側面から、つまり神学的著作や論考ではなく、聴衆に向かって語られた、生きた「ことば」が示されている点でユニークな翻訳編纂作品となっている。 |lcf| cmw| xnj| glj| cot| dqq| lla| dnq| rrd| col| yns| agy| pip| fod| edc| eiz| ltn| xaa| dsg| bne| tiw| vqw| klj| qtj| pyw| wzq| uuj| fzu| mwb| zni| dlh| hrb| hfx| ztx| rik| ggw| bzp| iar| veu| syk| rpw| wwn| pyl| eta| wqy| pwc| npd| uvm| uvl| qim|