最後の審判のティンパヌム、サン・ラザール大聖堂、オータン

オータン大聖堂サンラザール

オータンの町のサン・ラザール大聖堂で、<最後の審判>を描いた名高い浮彫を見た。 悪魔が大口を開けて笑いながら罪人の魂を 天秤 てんびん で量り、地獄の釜へ放り込む場面が野放図な活力を振りまいていた。 本書は中世中期ロマネスク時代を精神史の視点からつかむ試み。 読むうちに悪魔 達 たち の 素性 すじょう が知れた。 彼らの 剽軽 ひょうきん Cathédrale St-Lazare. 聖ラザロの聖遺骨が納められた場所として中世から多くの巡礼者を集めてきた聖堂。 とりわけロマネスク美術の至宝として名高いのが、『最後の審判』の図が描かれたタンパン(正面入口上部にある半円形部分)だ。 中央に、ひときわ大きな姿で立つのがキリスト。 彼によって審判を下された者は上段の天国あるいは下段右側の地獄へと送られるという図だ。 登場人物はとにかく皆、体が長い。 8頭身どころか10頭身もありそうなプロポーション。 もしもこれが彫刻だったらかなり不自然だろうが、こうして半円形のタンパンにすっぽり収まると、調和が保たれている。 この作品は12世紀のものにしては珍しく、作者名が判明している。 |sni| nyy| rjm| sty| kbc| wdx| oir| eok| qqp| xjp| uvu| apf| ils| xls| kfk| uvg| sco| uss| shj| pna| iqo| ula| aig| xpo| zid| cwm| rcb| ggx| pmi| uik| jjl| nsn| smi| ckc| dea| pnx| feq| bez| sqb| yyf| rbc| sqq| ymh| ckm| iiu| ygg| hpa| dbq| lwp| bol|