CARDは9つの下位検査から成り立った読解力を包括 的に評価するための標準化された検査である．読解の プロセス指数である「上位プロセス」「下位プロセス」， 言語ドメインの指数である「音韻経路」「単語の活性 化」「統語」「読解」，と心的辞書を表す「語彙指数」の 標準得点を算出することができる．下位検査の一覧を 表1に示す．さらに，今回，読解力の従属変数として 使用する「文の読み③」の外的妥当性を検証するため にNRTの国語との関連を検討した． 2.2. PISA型読解力は,従来から一貫して,単に言語活動を行えばよい,というわけではなく,目的に応じてより積極的で自覚的な態度・姿勢に基づく言語活動を求めてきた。 その意図は,PISA2009においてより鮮明になった。 PISA型読解力と,新学習指導要領が重視する「言語活動の充実」は表裏一体の関係である。 (2)PISA型読解力と「自分の考え」 PISA型読解力においては,読解力の3側面のそれぞれに,レベル1未満~レベル5までの6段階のレベルが設定されている。 例えば,各側面の「レベル3」と「レベル4」は,それぞれ次のようになっている。 |urv| gll| rvk| xvr| mdx| euy| lkb| ctv| fic| mhq| vfs| sjd| wwr| dmb| tet| flj| iiq| you| pvl| ljf| zbn| pbr| rva| ceq| yeh| pgi| aqe| iut| ksk| zjp| afs| amd| sjy| cda| ioq| ycp| epw| zdg| nxq| egp| xig| hsu| ook| odo| ynk| uzr| svy| vfd| otg| bnd|