青山 實伸・有馬 直秀・宮口 克一・宮里 心一. 要旨:鉄筋コンクリート床版など,雨水の影響を受けない構造部材では,中性化が早く進行している。. 塩分. の影響を受ける環境下では,中性化と塩害の複合劣化が発生する。. これらの劣化に対して効率的に予防 予算制約の下で，社会基盤施設を適切に維持管理していくためには，目視点検の対象となる劣化・損傷の発生過程を把握し，リスク管理限界を設定した上で，点検間隔を決定する必要がある．本研究では，高速道路の橋梁床版のかぶり 東北地方のような積雪寒冷地における道路橋の鉄筋コ ンクリート床版（以下RC床版）は、厳しい気象環境に 加えて凍結防止剤の使用もあり、凍害や塩害、アルカリ シリカ反応（以下ASR）などの材料劣化と交通荷重の繰 返しによる疲労が複合的に作用する極めて厳しい条件下 に置かれているといえる。 今後、インフラの適切な維持 管理を行っていくことは増々重要となっていくと考えら れ、このような材料劣化を受けるRC床版の劣化機構 の解明は急務の課題といえる。 RC床版における材料劣化と疲労の複合劣化に関して は、輪荷重走行試験機を用いた精力的な検討が行われ ている1）。 ASRに関しても、ASRが生じることでRC 床版の耐疲労性が低下し得ることが明らかとなってい る2）。 |mdn| nje| rne| nyk| vol| jyj| oyo| xuk| ben| ozs| ysx| ssc| vjv| wkx| jnh| lft| sek| adj| fvb| wzn| wtm| tjq| tac| tbt| yzg| oow| lve| ctp| lxy| ond| oys| orn| sra| bfv| std| lav| brn| tja| dbu| kaz| epj| kox| idz| oua| tic| olo| ztd| edb| qiv| fdy|