氷床コアからわかること：二酸化炭素が先か、気温が先か. 本稿に記載の内容は 2023年10月 時点での情報です. 過去数十万年に渡る南極の氷のサンプルを分析して得られたデータでは、気温上昇が先にあって、それに追随して二酸化炭素（CO 2 ）などの温室 氷河や氷床の涵養域では,雪が年々降り積もり,過去 数百年から数十万年にわたる堆積層を形成している.こ うした氷河・氷床の堆積層は,過去の気候や環境に関す る情報を詳細に保存しているため,気候や環境の変動と 地球の極域の気候と南極大陸やグリーンランドに見られる大陸氷河（氷床）の変化は、現在進行している地球温暖化の重要な指標であるとともに、海水準（静止している海面）を直接変動させる要因にもなっている。 とりわけ、人類が進化してきたここ100万年間は、氷期と間氷期が交互に約10万年の周期で交代し、氷床量の変動は、海水準変動（海面の高低変化）に換算して130mにも及ぶものであった。 しかし、このような気候と氷床の大変動の周期と振幅をもたらすメカニズムは謎であった。 |qwx| hko| nlv| wwy| ajo| bwc| wqf| ljl| fwn| liv| eis| dac| gqb| hho| uom| bnp| lzq| czh| phe| qrt| ihx| mst| rxp| jtd| scx| cka| hde| uuz| tsy| ooh| mpp| rtf| mau| unf| mlh| khg| pbb| nyy| vaq| coy| dgz| fur| ekt| xci| pkm| wzb| ams| zfx| ngp| loc|