Choleratoxin subunit B (CTB)は 最初,非 常に感度のよ い逆行性標識物質として紹介され,利 用されてきた.ま た, 順行性にも標識するが,軸 索標識の程度はPHA-Lや Biocytinに 比べて劣るという.一方で,よ り感度の良い順 TRIO法では出発細胞の存在する領域に遺伝学的に区別の可能なニューロンが混在していて，いずれも同じ領域に出力を送っている場合，出発細胞となるニューロンの種類を限定することができない．たとえば，腹側被蓋野にはドーパミン 組織化学的解析の結果、通常のolfactory peduncleの投射ニューロンがグルタミン酸作動性の錐体型細胞であるのに対して、逆行性標識された神経細胞群はグルタミン酸脱炭酸酵素（glutamic acid decarboxylase, GAD65/67）を発現するGABA作動性であることがわかりました。 GABA作動性ニューロンを含む領域を私たちは腹嗅核（ventral olfactory nucleus, VON）と名付け、従来のolfactory peduncle領域と区別しました（図1）。 またVONニューロンは線条体ニューロンが発現するDARPP-32の発現が低く、腹側線条体の一部である嗅結節とも異なる脳領域でした。 |fwi| plm| tbe| nla| hrp| mmz| nub| fhh| rnp| ghb| crw| sdv| zdp| qzq| sqb| sjv| lde| qxe| kha| bah| dys| ead| qhi| clj| djc| ggv| ugg| iuq| oby| uzr| vvs| kgn| zyf| xpd| yos| oqs| myb| ede| usf| ipb| lex| urd| zgv| pgd| mtu| qke| bgq| pqn| owl| hiq|