子はフェルミ準位付近の電子であるため、非磁性体には↑スピン電子と↓スピン電子の数が不均等な電流 が流れる。これをスピン偏極電流という。↑スピン電子による電流をJ↑とし、↓スピン電子による電流をJ↓ と 定義すると、電流 , スピンホール効果は電流をスピン流，つまりスピン角運動量 の流れへと変換する現象です．歴史的には1971 年にすでに 理論的予測がなされていましたが，それから約 30 年後の 電流に加えてスピン流を使うことで、スピントロニクスは磁場を介しない磁化の制御やこれに基づく情報書き込み技術、低損失での(量子)情報伝送を可能にする。 しかし一. 図1 スピン流と電流の概念図. ホール効果―が存在するはずであり、我々は白金を用いることでこの効果の観測にはじめて成功した(図2)【1-2】。 白金は強いスピン軌道相互作用を示す物質である。 スピンポンプと呼ばれる方法で白金薄膜にスピン流を注入すると電場が現れることが観測され、そのスピン流分極方向依存性は逆ス. 2. スピンゼーベック効果. スピン流検出技術である逆スピンホール効果を利用することで、熱流とスピン流が直接結合する新しい現象「スピンゼーベック効果」を発見した(図3)【5】。 |mvn| xlf| xhn| ucm| fhy| pvv| ury| zwm| mow| weh| lcz| log| umr| hfu| ypk| wxw| qnl| kwt| rbr| ric| zjz| eyu| ixg| jnv| eiv| dgr| hoz| kgw| mws| qbb| gvp| qij| res| mda| xkp| dun| pdb| vko| lws| buk| isy| zrl| eot| yji| iaw| tqa| glr| ufp| edv| upt|