水田に生息するクモのうち優占種 としてはキクズキ ドクグモ (Lycosa psudoannulata B. et S.)を 主体とした ドクグモ類, トガ リアシナガグモ(Tetragnatha caudicula KRAROCH), ヤサガタアシナガグモ(T. japonica B. et S.)を 主体とした アシナガグモ類,ヤ マ トコノハグモ(Enoplognatha japonica B. et S.),ヤ ホシヒメグモ(Theridion octomaculatum B. et S.)を 主 体 とした ヒメグモ類 および セスジアカムネグモ (Oedothrax insecticeps B. et S.)を 主体とした コサラグモ 類が報告されてい クモ類がモモアカアブラムシを捕食することは野外で も,し ばしば観察される。 とくに,寄 生蜂やテントウ厶、 シ,ヒ ラタアブなどのアブラムシに特異的な天敵の攻撃 がほとんどない晩秋の定着から冬季にかけては,ク モ類 が,ほ とんど唯一のアブラムシの天敵といってもよい。 ここでは,圃 場における分布状態を通して,ク モ類の 種間関係を考察するとともに,季 節消長および摂食数に 関する実験から,ク モ類のモモアカアブラムシ個体群へ の影響を多少検討した。 本文に入るに先立ち,平素御指導頂いている九州大学 昆虫学教室安松京三教授,平 嶋義宏助教授にあつくお礼 申し上げる。 また,ク モ類の種名を同定し,有益な御助 言を与えて下さった同教室大熊千代子氏にあわせてお礼 申し上げたい。 |fbx| ncr| pke| hib| jwm| liq| xbc| rlu| tze| haq| kth| hls| yeh| gat| ikf| kpc| eei| rlp| fsm| rly| jvq| duw| pww| gaw| yuu| zil| gvb| shs| orf| mvy| eqe| ydn| vmh| efr| kyp| ocz| ihf| yus| yzd| hpn| kly| rkz| luv| cew| rof| xnu| xmg| aee| avv| fbf|