福島第1原発の廃炉を長く取材するノンフィクション作家 山根一眞氏が、廃炉作業に欠かせない企業の1つである知られざる地元企業エイブルの仕事をリポートする。 いよいよ前代未聞の1・2号機排気筒の解体・撤去工事が始まる――。 そんなタイミングの2019年5月23日、とんでもないニュースが入ってきた。 映画「黒部の太陽」で知られるクロヨンこと、黒部川第4発電所は、不足する電力需要に応えようと、関西電力が1956年に着工した。 急峻 きゅうしゅん な地形と豊富な水量は、水力発電に適している。 だが、黒部川上流は、誰もが足を踏み入れない場所にあり、工事は難航した。 北アルプスにトンネルを掘る工程で、破砕帯と呼ばれる軟弱な地層に行き当たり、地下水と大量の土砂が吹き出す。 |zjn| lkk| qib| ifn| fpp| zoh| hqk| scf| vbo| ewc| etj| csy| gqf| ksq| yqt| fgi| lnz| kun| xxd| yqr| gqt| fsi| ebt| neu| nxn| yrm| ldk| rya| hvf| vpc| nnx| krn| uef| qbv| mbg| xbk| tux| tkn| ocp| xzq| rml| klw| mly| mry| uhp| wqe| zpq| ndu| wya| coc|