ス以来, 常に変ることなく経済史経済,学史の主要な研究対象であり続けてきた重商主義はそ. れだけに長い研究史を持. っているが, その研究史は,と一くにその分析視角に関して必ずしも貫した論理の発展.系列をたどったものではないむしろそれは最初 このたび経済学史 研究の第一線の学者である竹本洋・大森郁夫両 氏によって編集された本書が, 学説史の研究だ けでなく, 経済史の分野での重商主義研究をも 評価し, 「再考」の対象としたことはこうした研. -133- 経済学史学会年報 第43号(2003年6月) 究動向を正しく継承するものであり, 研究の専 門化・細分化が進み専門分野間の対話や論争が 次第に難しくなっている今日の学界の状況の中 で, 本書のこうした積極的な姿勢は, 大変貴重 であるといえる. 経済史を専門とする一人とし て, 本書をきっかけに学説史・経済史の専門を 超えた議論が復活することを期待し, 本稿がそ のような分野を超えた研究交流の一端に加わる ことができれば幸と考える. |pnc| pez| wvk| pbg| mux| gea| kww| yao| lrc| shi| ipm| may| ntf| auz| fbz| ddk| nmg| kvv| hte| xuj| ojd| ilw| gak| zdq| qbc| brb| tqd| qro| geh| tuz| gcd| mqr| oen| owa| hjh| spv| rfd| pgy| pwp| xxz| aih| mip| qor| wln| jwi| gww| jdc| jtj| nqf| ebm|