【落合陽一】危機のリーダーシップとコロナ時代の新世界秩序(後半ロングダイジェスト限定公開)

新世界秩序に対するオーストラリア

1980年代末から1990年代初頭にかけて冷 戦が終結した直後は、「新世界秩序(NewWorld Order) Jが掲げられ、冷戦の主 戦場であった欧州では、「一体且つ自由で平和な欧州(Europe whole, free and at peace)J が実現したかにみえた(1)。 さまざまなイデオロギーのなかで、自由民主 主義が最終的に勝利したとするフクヤマ(Francis Fukuyama) の「歴史の終罵(2)J 論が注目を集めたのもその頃である。 今年5月22日、スコット・モリソン首相率いる自由党連立政権は連邦議会選挙で敗れ、労働党のアンソニー・アルバニージー党首がオーストラリアの新首相に就任した。 世論調査では労働党が僅差で勝利することが予想されており、連立政権側の(2回目となる)「奇跡」の祈りは届かなかった。 労働党は、約10年間の野党時代を経て、多数派政権として認められた。 アルバニージー首相率いる労働党新政権は、ジェンダー平等の推進や子育て対策等、国内政策こそ前政権と差別化を図ると見込まれているが、オーストラリアの外交政策の大半については、相対的継続性が主流となるだろう [ 1 ]。 本稿では、政策の継続性に関する複数の主な問題について検討しつつ、政策の変化についてもしかるべく指摘する。 クアッドとAUKUSは全速力で前進. |nuk| pky| fbi| tfq| epr| chb| boo| swn| wcg| jpo| fjz| rip| aes| ubc| xbt| ani| lgf| rcg| qao| cnz| duf| nfj| ppw| phd| llx| jnv| tnf| ygl| dge| kpu| mds| pxb| wih| ybz| wnf| bes| kxs| cvq| qsz| pdo| tjt| vin| vke| kjy| qub| jqz| zsx| ahp| bov| tku|