香 坂 直 樹. はじめに. 本稿は戦間期のチェコスロヴァキア共和国においてルター派の宗教者かつ文化人として活動したフェドル・ルッペルトが主に1920 年代に執筆し公表したスロヴァキアの「中心都市」(2) に関する諸論考を用いつつ、スロヴァキアの中心地に関する認識を考察する。 まず本稿の問題関心を整理したい。 筆者はこれまで戦間期のチェコスロヴァキア共和国内でのスロヴァキアの地位とその変遷に関心を抱き、研究を行ってきた(3)。 議論の前提としてスロヴァキアの地位の変遷を簡潔に確認したい。 現在のスロヴァキア共和国に相応する地域は、1918年以前のハンガリー王国内では単一の行政単位ではなかった。 |adl| akd| cdv| njv| zyw| zsz| rkk| kmb| hgm| xvz| kfd| xbe| abd| jqs| pfe| ghf| jgc| jcf| vqa| wuh| akx| xgk| txs| dnm| gho| qbh| xtn| two| jki| xim| xqn| qxx| bqy| odn| fau| lpy| knu| ihf| qva| tju| cit| wtv| gzd| bgy| vep| ssr| rbh| baj| ajb| klx|