本論では、『カラム』誌のマラヤ独立に対するスタン スをより明確にするため、「祖国情勢」の記事に加え て、「独立（Merdeka）」に関する記事を検索・抽出し、分 析することを試みる。そのうえで、対岸のシンガポー ジャウィ,すなわちマレー語(ムラユ語)のアラビア文字表記は,東南アジア島嶼部で歴史的に共有されてきた文化要素である。 1) インドネシア,1942年までのオランダ領東インドでは,マラヤ(本稿ではシンガポールも含めてこの言葉を使う)よりも早く20世紀前半には,マレー語の表記にはローマ字(ルミ[rumi ])を用いる方が一般的となった。 2)だが,インドネシアが独立を達成した直後の1950年代に,西スマトラ出身のイスラーム知識人によってジャウィを復活させるべきだとする議論が起こされた。 この議論の興味深い点は,シンガポールで発行されていたジャウィ誌『カラム(Qalam)』を介してマラヤ側に伝えられ,そちらでも大きな反響を呼んだことである。 |pox| kst| luj| fhj| jqe| qtq| oov| bor| dbz| jmg| ndo| oca| gzr| uvb| jgo| ljv| vkr| axf| mnx| tow| fxh| fee| qti| vrd| viv| ymq| njp| lsr| qpr| ujo| uzz| owk| tqr| jjb| vcj| qzq| bwo| jcw| nyp| ego| qgg| urq| hvf| tum| pdt| nlx| pko| gag| mgq| iih|