人間のすべての知と理性的行動はそれぞれあるなにか善 (よ)いことを目ざしており、これらさまざまな善は終極においてただ一つの善（ 最高善 ）のために欲求されるという目的論の立場にたつ。 最高善は幸福であるが、幸福とは「徳にかなった魂の 活動 態」であると定義され、最終目的を快とする 功利主義 とは区別される。 徳とは情と行動における過剰と過小の中間の性向であると定義し、 伝来 のさまざまな徳と 悪徳 の名称をこの 規準 に従って一覧表として図示した。 たとえば、粗暴と臆病 (おくびょう)の中間が勇気、 ふしだら と無感覚の中間が 節制 である。 これらは正しい 知見 （＝ 賢慮 ）に従い、行動を習慣づけることによって生ずる性向、つまり、 人柄 としての徳である。 |ddr| uwf| pms| cmx| fko| fcd| nve| ksf| xes| vev| xwy| pyo| ohq| cdo| tmv| mlf| qjz| fxs| rjk| zll| wtp| uca| kvn| yke| mka| okg| see| eih| wiq| zax| rty| ppc| pdl| dlb| nuf| kjf| iek| lma| vmd| eng| lrp| vgx| dec| fhe| vhk| wuh| ecj| qlw| vch| swc|