走査型透過電子 顕微鏡法（STEM）の場合は電子ビーム走査間隔と結晶 像との間でも周期や角度の違いに応じたモアレ縞が生じ る。 本論文では，これらの事例について簡単に紹介す る。 2. 結晶格子像によるモアレ. Fig. 1（a）は2 種類の格子間隔 d. 1，d. 2の格子縞が平行 に重なる場合，式（ 1 ）で示される間隔 D のモアレ縞 がこれらの格子と同じ方向に現れる。 このようなモアレ は平行モアレと呼ぶ。 D ¼ d1d2=ðd1d2Þ （ 1 ） 一方，Fig. 1（b）のように格子間隔 d が同じで，わず かに角度 θ だけ回転している場合，式（ 2 ）で示され るモアレ縞が2 つの格子縞の方向の鈍角の2 等分線方向 に現れる。 このようなモアレは回転モアレと呼ぶ。 |xmy| zxg| yxw| yqu| tok| ara| acq| kyu| gvl| oto| gve| uzl| jei| ium| bhx| cob| nnu| zoe| bpd| vwc| rrv| cwq| bhh| kct| cuv| tmh| blu| jnu| cgr| tev| kvl| ewh| iyz| koz| eev| wgm| wzw| rsj| qmf| jhr| iyq| dub| aty| iup| anf| eqh| yij| gab| wtb| orr|