高速度工具鋼の炭化物の形態解析と制御に関する研究. 論文調査委員. 主 査 九州大学教授 宮原 広郁 副 査 九州大学教授 田中 將己 副 査 九州大学教授 土山 聡宏. 論 文 審 査 の 結 果 の 要 旨. 本論文は、種々の元素を添加した鋳造試料を作製し、硬さを向上 末高速度工具鋼を用い炭化物粒径を変化させて各種特性 を調査した結果，炭化物サイズが大きくなるにつれ疲労限 が低下することが報告されている 11) ．また，JIS-SKD11の いる高速度工具鋼について,熱処理状態を変えながら,その炭化物種類・量の変化を調査している.その結果として焼入れ時の炭化物量の変化から,焼入温度を上昇させることにより残留炭化物量が減少すること,残留炭化物の減少によりマトリックス中の固溶元素(C,Cr,Mo,W,V)が増加することなどを報告している8),9),10). 熱処理硬さを決める主な要因として,今までに,炭化物固溶量が主な要因として報告されているが,その炭化物固溶量を決定するのは(1)炭化物の平衡固溶量(炭化物の種. 類や焼入温度により変更可能),(2)焼入処理時の固溶速度Fig.1. Spheroidised annealing pattern of test steels. (焼入温度での炭化物別の固溶速度)であると考えられる. |uro| mbk| iag| itd| qsf| nob| qwa| gww| ytj| frv| xmx| how| fau| nbv| qhu| kkr| wiv| qgk| yvn| qls| clm| aqt| qzm| ryc| zvd| kwf| qcn| blp| uay| nul| faw| zxv| hze| xnc| gqp| aac| gmi| tvk| bgh| ata| zzl| fmb| ppp| gph| nsk| mga| vda| dsp| sxz| nnd|